今年2025年は、日本全国で最初の梅雨入りが九州地方南部で5月16日(金)と発表されました。その後に、沖縄地方が梅雨入りという流れになりましたが、沖縄地方が九州地方南部よりも後に梅雨入りになるのは1976年以来49年ぶりでした。

さらに今年はとてもめずらしい順番で5月16日に九州南部、そして5月19日(月)には奄美地方、さらに5月22日(木)に沖縄地方と、九州南部⇒奄美⇒沖縄の順番になったのは1951年の統計開始以来、初めてのことのようです。沖縄地方としては、過去4番目タイとなるほど遅い梅雨入りなんですね。ただし、梅雨の入りや明けには平均的に5日程度の「移り変わり」の期間があり、春から夏にかけての実際の天候経過を元に、秋に再検討されて期日が見直されることもあるようです。

桜前線と同様に梅雨前線も、このあと西日本から東日本へ進んでいきますが、ここ北海道にはあまり縁のないお話で、最近は初夏の穏やかな気候を楽しめる季節となりました。

札幌市中央区の大通公園では先日まで「第67回さっぽろライラックまつり」が開催され、昨年、来場者数が過去最多を記録して話題になっていましたが、なんと今年はさらにその記録を更新し、過去最多76万9千人の入場者数と発表されました。好天に恵まれたことや人気カフェの出店などの影響があったようです。札幌市民だけでなく、たくさんの旅行客の方にも楽しめるイベントになっているんですね。

6月初旬には同じく札幌の街を舞台に「第34回YOSAKOIソーラン祭り」が開催予定です。1992年に誕生したこのお祭りは、高知県の「よさこい祭り」と北海道の民謡「ソーラン節」が融合した、踊りのダイナミックさと色鮮やかな衣装をまとった演者のパフォーマンスが特徴で、今年は2025年6月4日(水)から8日(日)の5日間で行われます。

初夏の心地よさを感じさせる季節、札幌へのご旅行の際、ぜひ小樽まで足をのばしていただき、オルゴール堂にもお立ち寄りください。

スタッフ一同お客さまのご来店を心よりお待ちしております。