2026.04.29
ゴールデンウイーク前半戦突入!こどもの日に鯉のぼりを飾るのはなぜ?
本日は昭和の日。今年のゴールデンウイークは最長12連休ということで、4/25(土)から大型の連休をお過ごしの方もいらっしゃるでしょうか。さすがにそこまで長期では…という声も聞こえてきつつ、今週末の5/2(土)から5連休というのがじつは一般的なのかもしれません。
さて、このゴールデンウイークを構成する3日間の祝日、5/3は憲法記念日、5/4はみどりの日、5/5はこどもの日ですが、この「こどもの日」に注目してみます。
内閣府のホームページに「国民の祝日」について説明がありますが、こどもの日は昭和23年「国民の祝日に関する法律」の制定当初に定められた「国民の祝日」のひとつであり、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とされています。祝日法の制定に当たって、こどもの日が設けられたことについて、成人の日とともに、「特に次の時代の人々に大きな期待をかけているから」と説明されているそうです。
昭和23年は西暦で1948年なので78年ほど経つことになります。今は次の時代なのかその次の時代なのか、2026年もすでに4か月が過ぎようとしていることに驚きますが、時間を大切に過ごしていかなきゃなと気を引き締めてまいります。
タイトルで鯉のぼりに触れましたが、日本における鯉のぼりの歴史は、江戸時代までさかのぼるようで、古くは中国の故事「登竜門」が由来と言われています。黄河の中流には「竜門(りゅうもん)」と呼ばれる急流があり、竜門の流れはとても激しく急なため、その流れをさかのぼって上流にいくことのできる魚は非常に少ないことから「竜門をこえることのできた鯉は龍になる」という言い伝えがあるそうです。「鯉の滝登り」とも言い、竜門の滝を登ろうとたくさんの魚が試みたものの、ごく僅かなものだけが登り、龍になることができたという故事が現代に伝わっています。ここから「登竜門」とは、困難ではあるが、そこを突破すれば立身出世ができる関門を意味するようになったとか。また、鯉は逆境や苦難を乗り越える縁起物としても扱われているそうです。
そんな縁起物でもある鯉をかざる風習が生まれたのは江戸中期ということですが、「端午の節句」自体は奈良時代に中国より伝わったそうで、その後独自に発展していった文化とのこと。「武家のこどもの身を案じ、出世や活躍を願う行事」として発展を遂げ、たとえば将軍家にこどもが生まれた際、端午の節句に「幟(のぼり)」を掲げるようになり、この幟をあげる風習が武家では「吹き流し」に変化、現在の鯉のぼりの一番上にある「五色(ごしき)の吹き流し」はこれに由来するとのこと。
「五色の吹き流し」が武家で生まれ、庶民文化で縁起をかついだ「鯉のぼり」が生まれるなどした結果、それらの文化がひとつに融合して現在のこいのぼりにつながっていると考えるとなかなか興味深いですね。
このゴールデンウイークもオルゴール堂本館は通常通りの時間で営業しておりますが、各店舗の営業時間はお知らせをご確認ください。たくさんのみなさまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。