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オルゴールの多彩な音色

2022.06.22

オルゴールの多彩な音色

皆様、「オルゴール」と聞いてどのような音色を想像されますか?
多くの方が「オルゴールとは短いメロディーを繰り返し演奏するもの」と認識されているのではないでしょうか。
一般的なオルゴールは「18弁」といって、櫛歯の歯(=弁)の数が18本であり、1曲(=1回転)15秒程です。

この固定概念を良い意味で壊してくれたのが、「72弁」オルゴールとの出会いでした。
櫛歯の歯の数が72本であり、音域がぐっと広がります。しっかり響く低音からきらきらと輝く高音までカバーでき、ベースラインや装飾音などでより高い音楽性を持ちます。
初めて聞いたとき、その音色の豊かさに驚き、オルゴールのイメージがガラッと変わりました。
また、ドラムを動かす仕組みが備わっており、3回転分の時間をかけて1曲を演奏することが可能です。この仕組みを知ったときは、思わず演奏中のドラムを凝視してしまいました。よく見ていれば、ドラムが動く瞬間を確認できますよ。

さらに驚いたのが、ディスクオルゴールとの出会いでした。
ディスクに空いた無数の穴、このひとつひとつがピンの役割を果たし、歯車を通して櫛歯を弾きます。この歯車(スターホイールと呼びます)のおかげで、シリンダータイプよりも力強く弾くことができ、音量も大きくなります。大きな響体を通して響きを増した音色は、まるで包み込むように私たちの耳に届きます。

オルゴール堂本館2階の高音質フロアには、50弁オルゴールの自動試聴機や、新旧2台のディスクオルゴールがございます。2号館では、アンティークオルゴールの演奏会や音体感BOXで、その音色に触れることができます。

オルゴール堂で、まだ聞いたことのないオルゴールの音色との出会いを、ぜひお楽しみください。