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小樽夏の風物詩「おたる潮まつり」

2022.07.20

小樽夏の風物詩「おたる潮まつり」

小樽も夏らしい季節になってきました。
今回は、小樽の夏の風物詩ともいえる「おたる潮まつり」について紹介します。

「おたる潮まつり」は、海への感謝と小樽の歴史や文化を繋ぎ、発展を祈願するお祭りとして継承されてきました。毎年7月下旬頃、小樽港付近で3日間に渡り開催されます。

「おたる潮まつり」の歴史は1958年まで遡ります。
1958年に開催された「北海道博覧会」の成功から、従来夏の行事として行われていた「港まつり」、「競争花火大会」、「北海道工業品共進会」、「見本市」等を統合した「みなと小樽商工観光まつり」が1959年に開催されたことが始まりと言われています
それから、1967年8月4日に第一回潮まつりが開催され、今日まで多くの方に親しまれています。

ちなみに、「潮」の由来は、海に育ち海に生きる小樽市民の意気と気概を「潮」のしぶきのイメージで表現し、名付けられたそうです。

イベント内容を少し紹介します。
初日は、祭りの始まりを知らせる「潮ふれこみ」が行われます。また、御神水の奉納のほか、潮太鼓の打演や大花火大会が実施されます。

2日目は、このお祭りのメインイベントである「潮ねりこみ」が行われます。町内会や学校、企業など、それぞれがグループを組み、潮おどり唄にあわせて練り歩くのが特徴です。飛び入り参加も可能なので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

最終日は、神輿(みこし)が市内を渡御する「みこしパレード」、そしてフィナーレを飾る大花火大会で小樽湾に打ち上げられる花火が観客を魅了します。

今年は3年ぶりに通常開催の予定で、市内でも期待が高まっています。

気になる方は、是非「おたる潮まつり」で小樽の夏をご堪能ください。